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車検を安く実施。自動車保有台数を知ろう。全国の状況を把握しよう。

自動車保有台数

現代社会に入ると、自家用乗用車は、だんだん人々の日常生活から切り離せなくなります。

一般財団法人 自動車検査登録情報協会によると、全国の乗用車保有台数は6198万8000台です。これは相当の量です。自動車保有台数の情報統計を始めたのは昭和41年、つまり1966年です。その時のデータを見てみると、なんと全国の乗用車はわずか229万台です。

保有台数

この数十年に経ってから、約10倍にまで増えている。自動車保有率が年々上昇している理由もあります。それはきっと人々の生活状況及び車に対しての観念が大きく変わってきたのだろう。さらに、交通道路や駐車場などの駐車施設の維持管理も常に改善されているのも理由の一つとも言います。

あなたは運転免許証を持っていますか?何台の車を持っていますか?乗用車の保有台数トップになる県はどの県でしょうか?気になりますか?それでは、今回は自動車検査登録情報協会の乗用車保有台数最新版のデータをもとに、都道府県別の自家用乗用車の保有台数などの分析をお伝えします。(貨物車・乗合車・特種車・二輪車等は含まず)

都道府県別の乗用車保有台数ランキング(100万台以上の県)











順位 都道府県別 保有台数
1位 愛知県 4,196,000台
2位 埼玉県 3,218,000台
3位 東京都 3,169,000台
4位 神奈川県 3,073,000台
5位 北海道 2,831,000台
6位 千葉県 2,824,000台
7位 大阪府 2,798,000台
8位 福岡県 2,617,000台
9位 兵庫県 2,328,000台
10位 静岡県 2,231,000台
11位 茨城県 1,986,000台
12位 広島県 1,466,000台
13位 熊本県 1,044,000台
14位 新潟県 1,400,000台
15位 長野県 1,385,000台
16位 群馬県 1,384,000台
17位 栃木県 1,343,000台
18位 岐阜県 1,306,000台
19位 宮城県 1,302,000台
20位 福島県 1,230,000台
21位 岡山県 1,166,000台
22位 三重県 1,164,000台
23位 京都府 1,011,000台

注:データ出典【自動車検査登録情報協会】
※100の位で、四捨五入しております。

全国の自動車保有台数は82,128,000台で、乗用車の保有台数の合計が61,988,000です。総台数の7.5割を占めています。

上記の表を見てみると、台数が最も多いのは愛知県です。2位は埼玉県で3,218,000台。3位以下は東京都(3,169,000台)、神奈川県(3,073,000台)の順でおり、全部300万台以上となっています。
10位以上に入る県はすべて200万台以上の台数を持っていて、車の普及率が相当高くなってきました。

日本一の乗用車を保有する愛知県の特徴は何ですか?

自動車検査登録情報協会の乗用車保有台数データ(2018年)によると、トヨタのお膝元である愛知県が419万6,000台で、トップ一位を獲得しました。
また、都道府県別の2011年度末の自動車保有台数は、愛知県が全国1位であり、それから、常にトップ1位で、変わった事がありません。

そして「道路交通センサス(国土交通省)」及び「貨物地域流動調査(国土交通省)」によると、愛知県における自動車総走行量(自動車走行台キロ)は、自動車保有台数の増加に伴って増加 傾向にありました。

では、トヨタのお膝元の原因を除く、乗用車保有台数増加の他の原因は無いでしょうか?答えはあります。
前文も少し踏みましたが、「愛知県内の道路整備状況の改善」と「人々が車への関心」です。

国土交通省「道路統計年報」によれば、平成26年4月1日までに愛知県内の道路総延長は約50,000kmで、そのうち愛知県が管理する道路は約4,600kmです。愛知県では、毎年着実に道路整備が進められ、2014年における実延長は49,619kmとなっています。近年整備された道路としては、2003年度から2005年度にかけて整備された伊勢湾岸自動車道や東海環状自動車道等の高速自動車国道があります。

自動車利用に関する県民の意識が高まっています。2010年の愛知県が実施していた2,000人の「自動車利用に関する県民意識調査」を見てみると、愛知県の自動車保有率が95%を超えています。しかも「ほぼ毎日」使用している人が60%を占めています。次世代自動車への関心が高くて、「関心がある」と答えた人は85%ほどが居ます。しかも、一定の条件が整えば次世代の車を購入する人が、なんと78.0%を占めているので、購入意欲も高いですね。

愛知県の県民は車が本当に好きですね。ですので、愛知県の車保有台数はこれからも増えると推測しています。

世界中の大都市の東京の車保有台数なぜ3位なのですか?

東京は世界中でもトップの大都市です。経済力と言って日本のどこでも東京と比べることもできない、そして、東京の道路が綿密で、駐車場も非常に多い、レンタカーやカーシェアリングなどのサービスも普及して居ますが、逆に自動車を所有しようと考える人が少ない傾向にあります。普通に考えてみると、おかしくないでしょうか?

実は、交通機関が発達しているこそ、車を持っている必要性が低くなります。何故かと言うと、車を利用するより発達していた公共交通機関を利用した方が経済的です。しかも、東京の駐車場代が高くて、車を保有する意欲を低下させるのは間違いありません。東京23区内のどこへ行きたい時、まず電車や地下鉄を利用する人が多いと思われます。

東京の道路が狭くて人が多くて、十字路が多くて、道路における交通の安全を確保するために、交通信号機は数十メートルおきに設置して、クルマは走ってる時間より止まってる時間の方が長くて、一定の場合は逆に不便にもなります。邪魔になるだけです。「鉄道通勤・通学率ランキング」見てみると、東京都の利用率は56.48%を占めています。かなりの利用量です。

一方、今の東京にいる若者が大体普通の人間で金持ちではないから、東京の物価等高くて働きながら生活をしているので、車を買って保養する余裕がないと思われます。車を所有すると、税金やら車検代、駐車場代、ガソリン代、保険代、車検代など、確かにコストが掛かり、愛車を維持する費用も掛かるのは事実です。金がない若者に対して負担になるだけです。

この間、若者の車離れという呼び方もあり、そのため、あるアンケート機構は東京の20~30代の独身男性を対象として若者の自動車保有率のアンケートを実施してました。
結果としては車を所有していない方はなんと56%を占めています。あとは「自動車を借りている:16%」「かつて自動車を所有していた:8%」というデータが出てきました。纏めて計算すると、車を持ってない若い世代は80%を占めています。車を持っている方はわずか20%になっています。
なんと驚きなアンケートですね。

それで、各々の原因で世界の大都市の東京で車の保有率を低くさせています。自動車を持たずに、要る時だけタクシーやレンタカーを使う、というのが大都会に住む人の賢明な選択ではないでしょうかと思われます。
しかし、東京の人口の基数が大きいので、何となく自動車保保有台数ランキングでは上位3位に入りました。

1人あたりの台数の場合、第一位を獲得した県はどの県でしょうか?

まず人口1人当たりの保有台数のランキングトップ10を見てみましょう!

順位 都道府県 自家用乗用車 乗用車密度 1人あたり台数
1位 群馬県
(関東地方)
1,351,000台 212台/km2 69台
2位/td>

茨城県
(関東地方)
1,928,000台 316台/km2 67台
3位/td>

栃木県
(関東地方)
1,306,000台 204台/km2 67台
4位/td>

富山県
(中部地方)
700,064台 165台/km2 66台
5位/td>

山梨県
(中部地方)
545,000台 122台/km2 66台
6位/td>

長野県
(中部地方)
1,355,000台 100台/km2 65台
7位/td>

福井県
(中部地方)
503,000台 120台/km2 65台
8位/td>

福島県
(東北地方)
1,205,000台 87台/km2 64台
9位/td>

岐阜県
(中部地方)
1,282,000台 121台/km2 64台
10位/td>

三重県
(中部地方)
1,136,000台 197台/km2 63台

注:データ出典【自動車検査登録情報協会】
※台数は100の位で、四捨五入しております。
※一台当たりの台数は、小数点を四捨五入で順位を並べてあります。

あなたの県はトップ10位に入っていますか?

単純な台数から比較してみると、周知のようにトヨタのお膝元である愛知県が約420万台とダントツでトップです。
ですが、それぞれの県の人口を当てはめれば、愛知県がワースト14位に落ち込んでしまいました。東京都なら、ワースト1位になって、埼玉県はワースト6位になってしまった。なんと驚いたデータですよね。

1人当たりの保有台数表を見ると、群馬県の自動車保有数が1位となりました。1人当たりの自動車保有数は69台となります。例え、東京みたいの国際大都市でも人口あたり台数では群馬の4分の1になってます。なぜでしょうか?気になりますね。では、少し分析してみましょう!

まず、地形から見てみましょう!群馬県は本州の山岳地帯にある内陸県で、県域西部から北部にかけて関東山地・三国山脈などの山地が連なり、関東地方の北西部に位置します。そのような地形によって県内の地域ごとに拠点都市が分散しています。つまり、山が多くて、移動距離が遠くなってしまった。そのような所で、車が無いなら、どんなことをしても不便になるのは当たり前です。

ブランド総合研究所が実施した「地域ブランド調査」では、群馬県の魅力度は47都道府県の中で、9回の調査で、最下位を含めワースト3入りを5回経験している。
群馬県の前橋市は全国100都市を対象とした野村総研の「都市成長可能性ランキング」で「子育てしながら働ける環境がある」分野の2位となり、桐生市は宝島社の「住みたい田舎ベストランキング」総合部門で全国8位になっています。また、2010年(平成22年)国勢調査による群馬県内のDID(人口集中地区)は、13市町17地区あり、人口5万人以上のDIDは前橋・高崎Ⅰ・桐生・伊勢崎Ⅰ・太田の5地区であった。

群馬県の人口の多い所は「住みたい田舎ベストランキング」と「都市成長可能性ランキング」の中に高評価を得ています。一方、群馬県の人口は東京などの大都市より少なく、公共交通機関の建設などの進展がそんなに早くならないです。バスが通ってない場所もあります。公共交通機関が発達していないところで自動車保有台数が高い事が普通です。ですので、農家も多く田舎で、買い物や通勤、通学などが車で分散している拠点都市へ行くしかいないです。もし車が無いなら、どれほど不便なのかが考えられます。

もう一つの原因は群馬県県内で自動車メーカーの部品工場が多く集まっています。しかも、群馬県県民の自動車運転免許保有率が1969年からずっと都道府県別で首位を守っています。
男女別でも男性が77%で3位、女性は67%で1位を占める。田舎なので、駐車場代は基本不要な為、家族の人数より多く所有している家も珍しくないです。

日本の地域区分で見ると、東日本の方が自動車密度が高く関東地方、中部地方などの数県が上位に入っています。東北地方では、わずか一県がトップ10位に入っています。福島県の車保有台数の順位が8位になってます。福島県は東北で宮城県に次ぐ2番目の人口と県内総生産を抱える県の為、一人当たりの車の保有台数が多くなるのは相当頑張った結果だと思います。

関東地方や中部地方の数県も上位になりましたが、なぜ1人当たりの台数の場合では、東京だけワースト1位に落ち込んでいたのか?

まずはそのランキングワースト10位を見てみましょう!

順位 都道府県 自家用乗用車 乗用車密度 1人あたり台数
38位 広島県
(中国地方)
1,433,000台 1695台/km2 0.506台
39位 福岡県
(九州・沖縄地方)
2,526,390台 507台/km2 0.494台
40位 奈良県
(近畿地方)
647,242台 175台/km2 0.480台
41位 千葉県
(関東地方)
2,748,445台 533台/km2 0.439台
42位 埼玉県
(関東地方)
3,141,676台 827台/km2 0.430台
43位 兵庫県
(近畿地方)
2,287,524台 272台/km2 0.416台
44位 京都府
(近畿地方)
998,557台 217台/km2 0.384台
45位 神奈川県
(関東地方)
3,047,806台 1261台/km2 0.333台
46位 大阪府
(近畿地方)
2,745,204台 1441台/km2 0.311台
47位 東京都
(関東地方)
3,140,651台 1432台/km2 0.229台

注:データ出典【自動車検査登録情報協会】

上記のデータから見てみると、最も台数が少ないのは東京都で、1人当たり23台と、1位群馬県、1/3の普及率となっている。2倍以上の差があります。これに大阪府(31台)、神奈川県(33台)、京都府(38台)、兵庫県(42台)と続いています。分布地図を見ると三大都市圏を筆頭に都市部で自動車が少なく地方で多いですね。都市部では駐車場の問題もあるので、複数台所有すること自体が難しいのもあります。
前文の「東京の自動車保有台数がなぜ3位になるでしょうか」についての原因も踏みましたので、東京を始めた三大都市圏の自動車が少ない原因は大体同じです。公共交通の発達、駐車場の費用が高い、物価や圧力が高いというのは車を持っている人が少ない原因だと思われます。東京みたいの大都市なら、人口が多くて、車で通勤や通学なら、渋滞によれば、非常に不便です。それで、都市では、金持ちでも車を持っていない人が増える傾向も事実です。そして、東京や大阪の所の世帯別で見ると、非常に少ないです。

まとめ

自動車保有台数ランキングを分析してみると、いろいろな普通より考えられない事が分かるようになりました。公共交通機関の交通網が発達している所では、1人当たりの自動車の保有比率は逆に低くなっています。しかし、大都市なので、人口の基数が多いから、総自動車保有台数台数が高くなっています。地方なら、田舎が多いから、駐車台がほぼ無い、経済が発展してない所は、逆に個人の車保有台数が高いです。一人一台に近い状態ではないと、日常の生活でも困るという状況になりやすいです。あとは、車保有台数が多いところのガソリンスタンド数や交通事故死亡者数も多いです。したがって、日常生活の中で、車を運転するときは、常に安全意識に注意を払う必要があります。

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