車検切れ自動車の車検方法
2020/07/22

車検切れの自動車の車検方法
車検は定期的に行うものですが、24ヶ月おきという余裕がある事から、ついうっかり出し忘れてしまっていた!なんていう事もあるでしょう。車検切れの自動車は、道路運送車両法によって公道の走行を禁止されているので、車検工場まで、そのまま乗っていく事は出来ません。何らかの方法で車を運搬する必要があります。
いくつかの方法がありますが、最もポピュラーなのは積載車(キャリアカー) を使用する方法でしょう。
積載車とは、自動車を運搬するために使う大型トラックのこと。納車時などに使用されるので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
搬送業者に依頼することで、大事に運んでもらう事ができます。
費用としては、大体30,000円程度となります。
レッカーでの搬送
車検が切れた自動車を搬入するためには、「レッカー車」を利用する事もできます。レッカー車は、アンカーを使って自動車の前輪部分を吊り上げ、牽引するものです。自動車トラブルなどが起きた際に活躍しており、車検切れの自動車を工場まで搬入するのにも、よく使われています。
レッカー車を利用するためには、車検業者や搬送業者に手配してもらう方法と、レンタカーで借りる方法があります。レッカー車は運転に慣れていないと危ないので、基本的には業者に手配してもらう方法がおすすめです。
レッカー車での搬送にかかる費用は1回15,000円程度ですが、車体のレンタル費用以外に移動距離ごとに費用が加算される場合や、レンタルする時間帯によっても料金の変動が発生する場合などもある為、依頼する業者に、しっかりと確認を取っておきましょう。
また、レッカー車は積載車とは違って、車検切れの自動車をそのまま搬送する事は出来ないので注意が必要です。レッカー車は車両の前輪を持って牽引しているだけなので、後輪が地面についた状態だと公道を走っているのと変わらない扱いを受けてしまうのです。
かならず「仮ナンバー」というものを取得してから、搬送するようにしましょう。
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