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普段よく見かけるナンバープレート、数字や文字には様々な意味があります。このページでしっかり確認してください。

知ってましたか?ナンバープレートの常識

 
ナンバープレート

ナンバープレート

ナンバープレートの数字

簡単な数字と漢字、ひらがなだけで構成されたナンバープレートは、車両を識別するという大切な意味があります。ただ人とは違う文字を並べているだけではありません。

しかし、日本では毎日当たり前のように見かけるナンバープレートの本来の意味を知っているという方は、非常に少ないのではないでしょうか。
ということで、ここではそんなナンバープレートの意味について詳しく解説したいと思います。

まずは、地域名の横に並んでいる3つの数字のナゾについて迫ってみましょう。
この3つの数字は、「分類番号」と呼ばれるものです。
自動車の種別や使用される用途などによって分けられています。

ナンバープレ-ト
ナンバープレ-ト

◆普通貨物自動車(トラック等)
1と「10~19」または「100~199」

◆普通乗合自動車(バス等)
2と「20~29」または「200~299」

◆普通乗用自動車
3と「30~39」または「300~399」

◆小型貨物自動車(小型トラック等)
4と「40~49」または「400~499」
6と「60~69」または「600~699」

◆小型乗用自動車
5と「50~59」または「500~599」
7と「70~79」または「700~799」

◆特種用途自動車(救急車、パトカー等)
8と「80~89」または「800~899」

◆大型特殊自動車(トラクター、フォークリフト等。建設機械以外)
9と「90~99」または「900~999」

◆大型特殊自動車(大型クレーン車等の建設機械)
0と「00~09」または「000~099」

アルファベット

ナンバープレートといえば、数字、ひらがな、地域名の3つで構成されているものです。
しかしそれは従来のナンバープレートの話で、現在はアルファベットが入っているナンバープレートが登場していることはご存知でしょうか?

日本でアルファベット入りのナンバープレートが解禁されたのは、2018年の1月の事です。 地域名の隣に表示されている分類番号の部分に、数字と共に、アルファベットが入ったナンバープレートを取得できるようになりました。

では、なぜこれまで3桁の数字のみで表示していた分類番号に、アルファベットが使えるようになったのでしょうか?
それは、希望ナンバーが取得できる制度が関係しています。
希望ナンバー制度によって一定の番号がたくさん発行され、このまま行くと人気ナンバーが取得できなくなってしまうという状況が生まれているからです。日本は自動車大国であり、自家用車を持つ人口が多いという事もあり、当然といえば当然なのかも知れません。
特に希望ナンバー制度が浸透して新たな数列が選びにくい「練馬」ナンバーや「横浜」ナンバーで、最初にアルファベット入りのナンバープレートの交付が始まりました。

残念ながらアルファベット自体を申請者が自由に選ぶ事は出来ませんが、日本国内ではまだまだ珍しいナンバープレートなので、取得すれば目立つ事は間違いありません。
ナンバープレートを変える機会がある方は、新たにアルファベットナンバープレートを取得してみてはいかがでしょうか。


ナンバープレート
ナンバープレート
出典:日経新聞

ひらがな

ナンバープレートに表示されている1文字のひらがなには、「事業用」「自家用」などの意味が込められています。「わ」「れ」といったひらがなが付いたナンバープレートの車両はレンタカーである、ということはご存知の方も多いのではないでしょうか。
ここでは、そんなナンバープレートに使われているひらがなの意味についてご紹介したいと思います。

まず、自家用車である車両のナンバープレートには、
「さ」「す」「せ」「そ」「た」「ち」「て」「と」「な」「に」「ぬ」「ね」「の」「は」「ひ」「ふ」「ほ」「ま」「み」「む」「め」「も」「や」「ゆ」「ら」「り」「る」「ろ」
が使用されています。

事業用の車両は
「あ」「い」「う」「え」「か」「き」「く」「け」
が使用され、
「わ」「れ」
はすでに紹介したようにレンタカー用のひらがなです。

また、あまり見かけることはないものの、在日米軍関係者が乗る車のナンバープレートは、「A」「E」「T」「Y」のアルファベットから1文字か、「よ」というひらがなが使用されているようです。

こうして使用されている平仮名をご紹介しましたが、一部虫食いのように使用されていない平仮名がある事も分かるかと思います。
使用されていないのは「お」「し」「へ」「ん」の4文字ですが、それぞれに理由があります。
「お」が使用されていない理由は、「あ」とカタチが似ているため。「し」は「死」を連想させるため。「へ」はおならの音を思わせるため。「ん」は発音しづらい為と言われています。


希望番号

ナンバープレートのひらがなの隣に表示されている4桁の数字を、「一連指定番号」と呼びます。
これは様々な組み合わせがあり、特別希望しなければナンバーを取得した順番に割り当てられるものです。その場合は、下2ケタで「42(死に)」や、「49(死苦)」などの縁起の悪いナンバーは使われずに除外されます。
ところが、そんな数字であっても自分はどうしても使いたい!という方もいらっしゃる事でしょう。

そんな場合は、希望ナンバー制度を利用して自分の好きな番号を選ぶことができます。
新規車検登録を行う場合や、運輸支局の管轄変更に伴う名義変更や住所変更を行う場合、あるいはナンバープレートの破損などで返納せざるを得ない場合などのタイミングで希望ナンバーを申請する事が出来るので、機会がある方はお好きな番号を指定してみてはいかがでしょうか。

希望ナンバーの申請方法は簡単で、インターネットから希望番号申込サービス(GCAA)のホームページから受けることができます。

5,000~6,000円程度の費用が掛かりますが、自分の思い入れがある番号にしておけばナンバーを覚え直さなくてもいいので便利です。

ただし、「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」「2020」「3333」「5555」「7777」「8888」といったナンバーは全国的に人気が高く、抽選となってしまうので注意しましょう。


種類(色)

ナンバープレートは基本的に「白色」というイメージがあると思いますが、実は車両によって5種類ものカラーが使い分けられているというのをご存知でしたか?
カラーリングごとの意味合いについてご紹介します。


【白のナンバープレート】

最も一般的な白のナンバープレートは、自家用車もしくは商用車に使用されています。
白のプレートを使用している車両を事業用に使用するのは違法行為なので、要注意です。

【黄色のナンバープレート】

白のナンバープレートの次に一般的な黄色は、自家用軽自動車、もしくは商用軽自動車に使用されています。軽自動車に使用されることから、白のナンバープレートよりも一回り小さく作られています。

【緑のナンバープレート】

タクシーやバス、トラックなどの事業用に使われる車両には、緑のナンバープレートが取り付けられています。

【黒のナンバープレート】

事業用軽自動車に使用されているのが黒のナンバープレートです。
宅配便などが使う軽トラックやワゴン車に使用されています。


【青のナンバープレート】

青のナンバープレートが使用された車両はなかなかお目にかかることができません。
それもそのはずで、青のナンバープレートが付いているのは外交特権が認められている特別な車両です。
「外●●●●」と表示されています。


図柄入りナンバープレート

ナンバープレート
ナンバープレート
出典:国土交通省ホームページ

2015年の「道路運輸車両法」が改正により、図柄入りの特別なナンバープレートが交付されるようになりました。
この図柄入りのナンバープレートは、オリンピックなどの特別なイベントや、ご当地のデザインなどが用意されています。
どんなデザインがあるの?どうやって取得するの?と思った方は下記の図柄入りのナンバープレートのページでご確認ください。

図柄入りナンバープレートについてはコチラ!


紛失・盗難の番号変更

ナンバープレートは、ほとんど車両から取り外す事が無い為、紛失する危険性は少ないですが、まれに紛失や盗難の憂き目に遭う事もあります。その場合は、ナンバープレートの返納が行えないことを警察署に届け出る必要があるので注意しましょう。
ナンバープレートの紛失・盗難に際した届け出の出し方をご紹介します。

ナンバープレートを何らかの理由で手元から失ってしまった場合、ただちにナンバープレートのない車両の使用を停止して、お近くの警察署に手続きに行きましょう。
持っていく物は「免許証」「車検証」です。そして警察署にてナンバープレートの紛失・盗難の旨を記入する理由書の用紙を貰えるので、そちらに記入します。

手続きは以上です。あとは対応してくれた警察官の指示通りに動きましょう。
ナンバープレートが見つかりそうになければ、別途ナンバープレートの発行申請を行う必要があります。
新たなナンバープレートの申請には、1,500~2,000円程度の費用が掛かります。


破損による同一番号再交付

ナンバープレートというのは、使用していれば愛着が湧いてくるものです。もし「破損などでプレートを変更しなければならない」となった場合、前回と同じ番号の使用を続けたいと思う方が多いのではないでしょうか。
実は、ある条件が整えばナンバープレートが変更になっても、以前と同一の番号を再交付してもらうことができます。ここではその条件や方法、費用などについてご紹介します。

同一番号の再交付が受けられる条件は次の2つです。
・ナンバープレートを2枚とも返納できること。 ・表示されている文字や数字がすべて判別可能であること。 盗難や紛失などで片方1枚が返納できない場合や、破損によって1文字でも判別不能な文字がある場合は再交付されません。

同一番号のナンバープレートを再発行してもらうには、運輸支局または自動車検査登録事務所への申請が必要です。自動車登録番号標再交付申込書と車検証、返納するナンバープレート2枚を持ち込めば4~5日程度で再交付してもらえます。

ナンバープレートの再交付日には車両の持ち込みをして、旧ナンバープレートと交換しましょう。

ナンバープレート
ナンバープレート

ナンバープレートカバー禁止

愛車に取り付けているものを可愛く飾り付けたい、キレイに使用できるようカバーをかけたいという方は多いのではないでしょうか。
以前、そういった用途で使用される「ナンバープレートカバー」がありました。

しかし、法改正によって2016年4月からナンバープレートカバーは違法となっています。
以前までは、「番号が隠れておらず、自動車の運行中も番号が判読できる」という状態であればカバーや、後付けフレームの使用が容認されていましたが、道路運送車両法によってそれらが全面禁止となりました。
カバーやフレーム以外にも、シールやステッカーなどでアレンジしたり、ボルトカバーを使用したりするのも違法となっています。

また、2021年4月からはナンバープレートの取り付け角度にも厳密なルールが敷かれる予定です。
ナンバープレートを自己流でアレンジすることはほぼ不可能になると考えたほうが良いでしょう。


封印に関して

普通自動車のナンバープレートを固定するボルトには、通称「封印」と呼ばれるアルミ製のキャップが被せられています。しかし、軽自動車のナンバープレートにはありません。
その理由や、そもそも「封印」というのはどういう意味で行われているものなのか、解説します。

封印は、その車が運輸支局で正式に車両登録され、ナンバーを取得したという証です。また、封印は無理に取り外すことができないので、ナンバーの盗難を防ぐという意味合いも持っています。

普通自動車にはすべて取り付けられている封印ですが、軽自動車には一切使用されていません。
その理由は、軽自動車の封印が法律で義務化されていないから。
法律的には、封印は「自動車登録番号標の左側に取り付ける」という規定があるのですが、軽自動車のナンバープレートの正式名称は「車両番号標」というので、この規定に当てはまらないという訳です。

ただし、いずれは盗難防止などを強化するために、いずれ軽自動車にも取り付け義務が発生するかもしれません。


罰則

ナンバープレートの取り付けや使用に関しては、法律によって規定がしっかりと定められています。
ここでは、ナンバープレートの表示義務を違反した場合にどんな罰則があるのか、というところにスポットを当ててご紹介します。

ナンバープレートには表示義務が定められているので、検査において「封印がしっかりできているのか?」「カバーなどを取り付けていないか?」「正しい位置に取り付けられているか?」などをチェックされます。
もしそれらの義務を1つでも怠れば、道路運送車両法によって50万円以下の罰金が課せられます。
また、違反点数が2点付けられるので、過去の違反点数が累積している方にとってはかなり大きな罰則となるでしょう。
処分基準点数に達した瞬間に、免許停止処分や取り消し処分となるので注意する必要があります。


仮ナンバープレート

車検が切れてしまった場合には、その状態で車を公道で走らせることができません。レッカーで移動させるにしても、車検切れている場合にはレッカー移動でも「公道を走る」という定義に当てはまる為、移動することができません。
ではどうしたらいいのでしょうか?その際には仮ナンバープレートを借りることが必要となります。
区役所・市役所・町役場で申請を行うことで借りることができます。
車検が切れてしまったら、仮ナンバープレートを借りて早めに車検を通しましょう!

仮ナンバープレートについてのページはコチラ!


まとめ

ここまでナンバープレートについての情報をお伝えしてきましたので、あらためて要点だけ押さえていきましょう。


【ナンバープレートに表記されている文字の意味】

ナンバープレートには、ひらがなと数字、そして地名が書かれており、それぞれにちゃんとした意味があります。
ひらがなは車両の使用用途、数字はその車両自体の種類を表しています。
また、最近では地名の横の数字にアルファベットを混ぜて使用することが可能になっています。
アルファベット表記のナンバープレートはまだまだ珍しいので、今のうちに取得しておけば、ちょっと目立てるかも知れません。


【紛失や盗難による再発行】

ナンバープレートが紛失や盗難に遭った場合は、運輸支局にてナンバープレートを再発行してもらう手続きを行う必要があります。必要書類を持ってただちに手続きしましょう。


【破損による同一番号再交付】

ナンバープレートは一度破損したとしても、「ナンバープレートが2枚とも返納できる」「すべての文字が判別可能である」状態であれば、再度同じ番号で再発行してもらうことができます。
ただし、紛失や盗難によって返納できない場合は、新規番号での発行となるので注意が必要です。


【罰則について】

ナンバープレートの表示義務を守っていない場合、50万円以下の罰金が課せられたうえに違反点が2点付きます。

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